監査法人から転職したい人へ|転職エージェントとの面談から始める転職活動

転職

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「そろそろ監査法人の外に出て、次のキャリアに進みたい」

「転職には興味があるけれど、自分が何をしたいのか分からない」

監査法人で働いている人の中には、このような悩みを抱えている人もいるだろう。

特に、新卒で監査法人に入社した人にとっては、人生で初めての転職活動になる。

就職活動とは何が違うのか。どこから始めればよいのか。転職すると決めてから動くべきなのか。

分からないことが多く、なかなか一歩を踏み出せない人も多いと思う。

そこで本記事では、監査法人からの転職活動における最初の一歩として、転職エージェントとの面談について解説する。

まだ転職すると決めていなくても問題はない。

むしろ、自分が何に興味を持っているのか分からない人にこそ、まずは転職エージェントと話してみることをおすすめしたい。

まずは転職エージェントとの面談を予約する

転職を意識し始めたとき、多くの人が最初に考えるのは「まずは情報収集をしよう」ということだろう。

もちろん、転職先の業界や職種について調べることは重要だ。

しかし、ひたすらインターネットで検索を続けることは、あまりおすすめしない。

「監査法人 転職先」

「公認会計士 おすすめキャリア」

「監査法人 辞めた後」

このような検索を繰り返しても、表示されるのは似たような情報ばかりである。

調べれば調べるほど選択肢が増え、かえって自分が何をしたいのか分からなくなることもある。

そして、情報収集だけを続けているうちに、転職活動を始めること自体がどんどん面倒になっていく。

転職に少しでも興味を持ったのであれば、思い切って転職エージェントとの面談を予約してみるとよい。

転職エージェントとの面談は、基本的に無料である。

これは、求職者の入社が決まった際に、採用企業がエージェントへ報酬を支払う仕組みになっているためだ。無料だからといって、決して怪しいサービスというわけではない。

また、転職エージェントと面談したことが、現在勤務している監査法人に伝わることも特段ない。

まだ転職すると決めていない段階でも、必要以上に身構える必要はないだろう。

転職エージェントとの面談では何を話すのか

転職エージェントとの面談では、主に次のような内容を話す。

  • これまで担当してきた業務
  • 現在の年次や役職
  • 転職を考え始めた理由
  • 興味を持っている業界や職種
  • 希望する年収や働き方
  • 今後のキャリアに対する考え
  • 転職を希望する時期

これらを完璧に整理してから面談へ臨む必要はない。

「監査法人の外も見てみたいが、具体的な転職先は決まっていない」

「今の仕事に大きな不満はないが、このまま監査を続けるべきか迷っている」

この程度の状態でも十分である。

転職エージェントは、求職者の経歴や人柄、興味関心などを確認したうえで、どのようなキャリアの選択肢が考えられるかを提示してくれる。

監査法人での経験がどの業界で評価されるのか、現在の年次であればどのような求人に応募できるのかといった、自分一人では把握しにくい情報も得られる。

転職エージェントとの面談は、求人を紹介してもらう場であると同時に、自分の経歴や志向を整理するためのキャリア相談の場でもある。

最初の面談にはMyVisionがおすすめ

監査法人からの転職で、コンサルティング業界を選択肢の一つとして考えているのであれば、最初の面談先としてMyVisionをおすすめしたい。

MyVisionは、コンサルティング業界への転職支援に特化した転職エージェントである。未経験者からコンサル経験者まで、幅広い転職支援を行っている。

監査法人で働く公認会計士にとって、コンサルティング業界は比較的親和性の高い転職先である。

会計や内部統制に関する専門性だけでなく、クライアントとの折衝経験、プロジェクト管理、資料作成、論点整理といった監査業務で培った能力も評価される可能性がある。

一方で、

「コンサルタントの仕事内容がよく分からない」

「自分の経験がどの領域で評価されるのか分からない」

という人も多いだろう。

MyVisionとの面談を通じて、コンサルティング業界にはどのような会社や領域があるのか、自分にはどのような可能性があるのかを確認してみるとよい。

実際にコンサルティング業界へ応募するかどうかは、その後に判断すればよい。

まずは専門性のある転職エージェントとの面談を経験し、「転職活動とはどのようなものか」「エージェントをどのように活用するのか」を知るだけでも、大きな一歩になるはずだ。

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会計・財務領域への転職なら、Twin Proも選択肢

公認会計士としての専門性を活かせる転職先を探したい人は、Twin Proに相談してみるのも一つの選択肢である。

Twin Proは、会計・経理人材の転職支援に特化した転職エージェントである。事業会社の経理・財務やFASなど、監査法人で培った経験と親和性の高いキャリアを検討したい人に向いている。

コンサルティング業界に限らず、会計士としての専門性を活かせる選択肢を広く知りたい場合には、一度話を聞いてみるとよいだろう。

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複数の転職エージェントと話してみる

最初の面談を終えたら、ほかの転職エージェントとも話してみよう。

転職エージェントによって、得意とする業界や保有している求人、担当者から受けられるアドバイスは異なる。

同じ経歴を伝えても、あるエージェントからはコンサルティング会社を勧められ、別のエージェントからはFASや事業会社の経理・経営企画を勧められることもある。

複数のエージェントと話すことで、自分のキャリアにどのような可能性があるのかを、より広い視点から考えられるようになる。

私自身も転職活動では複数のエージェントと面談したが、担当者によって提案されるキャリアや話の進め方には、かなり違いがあると感じた。

転職エージェントとの相性も重要である。

こちらの話を丁寧に聞いてくれる担当者もいれば、初回面談の直後から求人への応募を強く勧めてくる担当者もいる。

面談を終えると、

「次回の面談日程を決めましょう」

「職務経歴書を作成しましょう」

「この求人に応募してみませんか」

と、転職活動を次々に進めようとする担当者もいる。

しかし、相手のペースに合わせて焦る必要はない。

まだ情報収集の段階であれば、「現時点では応募を急がず、まずはキャリアの選択肢を知りたい」と率直に伝えればよい。

転職エージェント側も、求職者が複数のエージェントを利用することは織り込み済みである。ほかのエージェントと面談していることを、隠す必要もない。

これまで考えていなかった業界にも目を向けてみる

転職先を考える際には、監査法人での経験に近い業界だけに絞る必要はない。

監査法人からの転職先としては、一般的に次のような選択肢が挙げられる。

  • FAS
  • コンサルティング会社
  • 事業会社の経理・財務
  • 経営企画
  • 内部監査
  • 金融機関
  • ベンチャー企業やスタートアップ
  • 投資銀行やPEファンド

ただし、最初からこの中のどれかに決めなければならないわけではない。

例えば、コンサルティング業界だけでなく、事業会社のビジネス職や営業職など、これまで考えていなかった選択肢に目を向けてみるのもよい。

エージェントの話をすべて鵜呑みにしない

転職エージェントは、転職活動を進めるうえで非常に頼りになる存在である。

ただし、そのアドバイスをすべて鵜呑みにするべきではない。

転職エージェントは求職者の支援者である一方、求職者の入社が決まることで報酬を得るビジネスでもある。

そのため、担当者によっては、求人への応募や転職の決断を急がせることもある。

紹介された求人については、企業の公式サイトや採用情報、口コミなどを自分でも確認しよう。

また、複数のエージェントから意見を聞けば、特定の担当者の意見に引っ張られにくくなる。

最終的に転職するかどうかを決めるのは、自分自身である。

エージェントにキャリアを決めてもらうのではなく、判断に必要な情報を集めるためにエージェントを利用する、という姿勢が大切だ。

応募を始める段階では軸となるエージェントを決める

情報収集の段階では、複数の転職エージェントと話してみることをおすすめしたい。

一方、職務経歴書を作成し、企業への応募や面接対策を本格化させる段階では、軸となるエージェントをある程度決めた方が動きやすい。

複数のエージェントから同じ企業を紹介されることもあるため、どの求人へ、どのエージェントを通じて応募したのかを自分で管理しなければならない。

同じ企業への重複応募は、エージェント間や応募先企業とのトラブルにつながる可能性もある。

また、選考対策を依頼する相手が増えすぎると、異なるアドバイスを受けて混乱することもある。

自分が最も信頼できるエージェントを軸にしながら、業界や求人に応じてほかのエージェントも使い分けるのが現実的だろう。

このあたりの具体的な使い分け方については、別の記事で詳しく解説したい。

まとめ:勇気を持って面談し、賢く使い分けよう

転職を考え始めたら、インターネットで情報収集を続けるだけでなく、まずは転職エージェントとの面談を予約してみよう。

まだ自分のやりたいことが明確でなくても問題はない。

担当者と話す過程そのものが、これまでの経験や今後の希望を整理する機会になる。

そして、最初のエージェントだけですぐに転職先を決めるのではなく、複数のエージェントと話してみることも重要である。

転職活動の序盤で大切なのは、面談を予約する「一歩を踏み出す勇気」と、複数の意見を比較する「エージェントを賢く使い分ける姿勢」だ。

実際に企業への応募を始める段階になったら、信頼できるエージェントを軸に据え、求人の応募経路を整理しながら転職活動を進めよう。

転職エージェントは、自分のキャリアを決めてもらう相手ではない。

自分が納得できるキャリアを選ぶために、情報や選択肢を提供してもらう相手である

この距離感を意識することが、転職エージェントを賢く活用する第一歩だ。

なお、転職エージェントの具体的な活用法については以下の記事で詳しく解説している。

また、著者は3年半で監査法人を退職し、他業界へと転職した。転職を決意した理由については以下の記事に詳細を記載しているので、よければ読んでみてほしい。